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【昔の旅行】リムスキーでひと息ついて-2004年夏-

セント・ローレンス川沿い

2004年の夏、ノルディック・エクスプレスでの船旅を終えた私は、リムスキーの港に戻ってきました。
出港の時と同様、リムスキーに実家がある友達が、ご両親と一緒に車で迎えに来てくれていました。本当に親切なご一家。
そのまま私は友達の実家に滞在し、数日ゆっくりさせてもらったのです。

いま思うと、豪勢な時間の使いかたしてますね・・・。
いまの私だったら、『お金の余裕はないけど時間ならある』状況って不安になると思うんですけど、若かったんですね。
私は若いころ「覇気がない」とよく言われてたんですが、それでも気力も体力も好奇心もあったんだなあ・・・。
当時の私は単にやりたいことやってただけなんですが、本当、やっといて良かったわ~。
やりたいことはお金がなくてもやっとくべき!(中高年になって実感)

さて、昔を振り返っていると話が脱線しがちですが、リムスキー滞在中に友達が車であちこち連れてってくれた日があったので、その時の写真をご紹介します。

リムスキーの風景

見晴らしの良い原っぱのようなところ(ざっくり)に連れて行ってくれました。
向こうにセント・ローレンス川が見えます。

馬と子供

お馬さんがいました。
お馬さんたちと小さい子たちとの邂逅。のどかです。
この子たちも今では立派な大人になっていることでしょうね。

リムスキーのカフェ

のどかな場所から街なかに出まして、カフェの看板。
店名でググったところ、今もお店はありました。
お店に入ったかどうかまでは覚えてないんですが、入ったから撮ったのかな?

リムスキーの教会

教会ですね。良いお天気です。

白樺

もはやリムスキーあんまり関係ない写真ですが、街なかに植えられた白樺。
夏の白樺は、青空に映えますね。

ポワントゥ・オ・ペール灯台国定史跡

いま調べたところによると、ここらへんはポワントゥ・オ・ペール灯台国定史跡というところです。観光名所のようですね。
写っている灯台はポワントゥ・オ・ペール灯台です。

ポワントゥ・オ・ペール灯台

灯台を下から見上げたところ。
東カナダで2番目に高い灯台だそうです。

ペンキ塗りをするおじさん

ペンキを塗っているおじさん。
やっぱり、のどか~。
こういう景色を見ていると、凝り固まった心がほどけていくようです。
(このころの私はストレスなかったと思うけど・・・)

川沿いのカラフルな建物

セント・ローレンス川沿いにカラフルな建物が並んでいます。楽しい。

さて、友達の家では、家庭料理をご馳走になっていました。
(当時の自分の図々しさが、いまになって恥ずかしい)

印象に残っているのは、フライパンに油代わりにメープルシロップを引いて、厚いハムを焼いたもの。
美味しかったですし、メープルシロップにそんな使いかたがあるのかと驚きました。

あとは、友達のパパがロブスターを茹ででくれました。

ロブスター

すごくないですか?
まさか家庭でこれが出てくるとは・・・レストランで食べるものだとばかり思っていました。
リムスキーは川沿いだし、新鮮なロブスターが手に入るんでしょうね。
茹でるのもまた大がかりで、台所ではなく庭で、ドラム缶みたいなので茹でてくれました。
「おお~」と見物したのを覚えています。

この時に、ロブスターの正しい食べ方も教わりました。
余談ですが、この後ノヴァ・スコシア州のハリファックスを旅した時、レストランでロブスターを食べたのですが(どれだけ好きなんだ・・)、教わった食べ方でキレイに平らげたところ、お皿を下げにきたウェイターさんに「ブラボー!」と褒められました。

余談はともかく、茹でたてのロブスターは本当に美味しくて、私はなんと勧められるがままに2匹も食べたのでした・・・食欲もすごいし、遠慮の無さもすごい。
もう本当に美味しかったんですが、さすがに食べ過ぎだったようで、寝る前に胃薬をもらう羽目になりましたとさ。

そんなこんなでリムスキーで数日ゆっくりした私は、お世話になった友達ご一家に別れを告げて、次なる目的地(ノヴァ・スコシア州、ニュー・ブランズウィック州)へと旅立ったのでした。

夕焼け