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【昔の旅行】ゆったりと時が流れるハリファックス-2004年夏-

ヒストリック・プロパティーズ

2004年の夏。
カナダのトロントでカレッジを卒業した私は、帰国前にひとり旅に出ました。
まずケベック州に行き、ノルディック・エクスプレス号に乗って船旅
下船した足でリムスキーにある友達の実家に向かい、数日間滞在
その後は、長距離バスでノヴァ・スコシア州、ニュー・ブランズウィック州への旅に出ました。

アトランティック・カナダとわたし

アトランティック・カナダというのは、プリンス・エドワード・アイランド州、ノヴァ・スコシア州、ニュー・ブランズウィック州、ニューファンドランド・ラブラドール州の4つの州の総称です。

カナダの作家、ルーシー・モード・モンゴメリの小説『赤毛のアン』が子供のころから愛読書だった私は、大学時代に友達とふたりで、小説の舞台であるプリンス・エドワード島を旅しました。その時、ノヴァ・スコシア州ハリファックスにも行きました。
プリンス・エドワード島、ノヴァ・スコシアの美しい自然とおおらかな雰囲気にすっかり魅せられて、以来アトランティック・カナダは私の憧れの地となったのです。

2004年の卒業旅行でもアトランティック・カナダに行きたくて、予算やらなんやら熟慮した結果、ノヴァ・スコシア州とニュー・ブランズウィック州のいくつかの街を訪れることにしました。
(ちなみにニューファンドランド・ラブラドール州だけは未だ行ったことがありません・・・)

というわけで、リムスキーを出発した私はノヴァ・スコシア州、ニュー・ブランズウィック州を旅し、最終的にはトロントに戻って日本に帰国したわけなんですが、何しろ今から21年前のこと。
旅の行程をはっきり憶えておりません(汗)。
多分ノヴァ・スコシア州→ニュー・ブランズウィック州の順に行ったと思うのですが、それぞれの州内で訪れた街の順番とか、なんとなくとしか憶えてないです・・・。
(よく憶えてないのは順番だけじゃないけど)

なので順番が合ってるかは別として、訪れた街ごとに書いていきたいと思います。
まずはノヴァ・スコシア州の州都、ハリファックスからです。

港町ハリファックス

ハリファックスはノヴァ・スコシア州の州都であり、大西洋岸の港町です。
前述のとおり大学時代にも訪れていて、約10年ぶり、2度目の来訪となりました。

初めて行った時に精力的に観光してまわったので、2度目は気に入った場所でゆったり過ごす、みたいな滞在のしかたでした。贅沢ですね~。

写真は残ってますが、例によって、何の建物の写真なのか等、憶えてないことが多く・・・。
ネットを駆使して、被写体の正体(?)を突き止められたものについてはコメントしていきます。

オールド・タウン・クロック

オールド・タウン・クロック。
これは調べるまでもなく分かります。
ハリファックスのランドマークと言ってもいい時計台ですから。

セント・ポール英国国教会

調べたところによると、これはセント・ポール英国国教会のてっぺんです。

セント・メリー教会

これも調べたところによると、セント・メリー教会です。

ヒストリック・プロパティーズ

ヒストリック・プロパティーズ。
『HISTORIC PROPERTIES』という幕が写ってるので、間違いない(笑)。
ショップやレストランが入っている施設です。

ノヴァ・スコシア美術館

ノヴァ・スコシア美術館のてっぺん。
私、てっぺんを撮りたがる習性がありますね・・・。
それにしてもすごく歴史を感じる建物です。これが美術館か・・・。
この時、入館したと思います。ショップで印象派の絵をモチーフにしたスウォッチを買った記憶があるので。
ちなみにそのスウォッチは何年も前に断捨離の対象となりました・・・。

たぶん州議事堂

ここは多分、州議事堂だと思うのですが、違ってたらすみません。

ところでハリファックスの対岸にはダートマスという町があり、フェリーで行くことができます。
特にダートマスに行きたかったわけではなかったのですが、フェリーに乗ってみたくて、行って帰ってきました。
その時に撮ったと思しき写真です。

ハリファックス
ハリファックス

フェリーがあると、乗りたくなるのも私の習性。

パブリック・ガーデン

パブリック・ガーデンの門です。
実はこの時期、パブリック・ガーデンは改装中か何かで閉園していたんです。
残念だったな~。
なので門の写真だけ撮りました。

◇◇◇◇◇◇◇

さて、ここでハリファックスでの思い出話を少し。
ハリファックスに到着後、ぷらぷら街を歩いていると、通りのあちこちにミュージカル『キャッツ』ののぼりが立っていたんです。
「今、キャッツ来てるんだー」と思い、観光案内所に行って尋ねてみると、劇場の場所を教えてくれたので、そのまま劇場に行き、翌日(だったか翌々日だったか)のソワレのチケットを取ることができました。しかも席は、前から5列目くらいのセンターでした!
ひとりだったから、たまたますぽっと空いていた席にうまいこと入れたんでしょうか?めちゃラッキーでした。
私はその時、生まれて初めてキャッツという演目を観たのですが、素晴らしかったです。
でも2幕めはちょっとうとうとしてしまいました・・・美しい音楽が心地よかったのでしょうね(汗)。

あと、港にあるレストランのテラス席で、お昼どきに海を見ながらお皿いっぱいのムール貝とブラックビールを楽しんだのも最高でした。解放感とはこのことか、という感じ。
この時の写真が残ってないのが残念ですが、着ていた服まで憶えています。

こぢんまりとした港町で、ゆったりとした時間が流れているハリファックス。大好きな街です。

では、最後に街角の写真を。
こういう、何でもない風景も好きだったりします。

ハリファックス